青長茄子(青長なす)を見た時一瞬これって茄子?と感じたことがあります。
では実際に食べてみたことがありますか?
形は長ナスですが、ちょっと変わった色と見た目をしたナスなんです。
今回はこの青長なす値段などとともにその魅力について、また美味しいレシピをご紹介します!
青長なすって?
青長なすとは、その名の通り茄子のことですが皮の表面にナスニンという色素がないことで
なす独特の濃い紫色の皮ではなく青緑色の皮をしています。
東南アジア諸国で主に食べられている食材ですが、九州では古くから食べられています。
日本のナスと比べると、食感は固め。旨味があり焼き茄子に向いた野菜です。
日本では、地域にもよりますが市場で売られていることはほとんどなく、直売店で売られていることのほうが多いです。
青長なすの旬の時期と値段
青長なすはまず市場によく出回っている野菜ではないため、入手が他の野菜に比べて難しいです。
旬の時期は定番のナスと同じく6月から9月頃が食べごろです。
値段は九州地方だと比較的お手頃ですが、それ以外場所だと約300円ほどで売られています。
最近では珍しいナスとして通販でお取り寄せ販売をしているところもあるので、近くで手に入らない場合は、お取り寄せしてみるのがおすすめです。
青長なすのおいしいレシピ
青長なすは普通のナスよりもより旨味がつよく調理に向いたナスです。
ここでは青長なすをつかったおいしいレシピをご紹介します。
青長なすの干しエビ中華
材料 (15cm大 なす一個ぶん)
青なす1個
干しエビ 虾皮 大さじ1
にんにく みじん切り 1片分
サラダ油 大さじ1〜2
砂糖 ひとつまみ
塩 小さじ2
水150cc 程度
醤油 好みで少々
- 青長なすは2.5cmくらいの大きさで乱切りにして水につけておきます。10分ほどあく抜きをします。
- にんにくはみじん切りに、干しエビはワタがあれば取り除いておきます。
- 中華鍋に油を入れ弱火にしたらにんにくを入れ炒めます。
- 水切りした青長なすを鍋に入れて炒めます。ナスを炒めるときは強火にして油を全体に回しましょう。ナスに火が通ったら干しエビを入れて軽くかき混ぜます。
- 鍋に水を高さ1/3程度入れたら、砂糖、塩とお好みで醤油を垂らし中火で5分ほど煮込みます。このとき鍋の蓋をしておきましょう。
- ナスが十分煮えてくたっとしてきたら頃合いです。蓋を取り煮汁を飛ばします。
- 仕上げにごま油を垂らしたら完成です。
青長なすは、皮が固いものがあるのでその場合は皮を少し削いてから鍋で煮るとおいしく煮上がります。
上海の中華料理がおうちで楽しめますよ。
青なすのはさみ揚げ・グリーンカレーソース
材料 (4人分)
青ナス 1個
鶏ひき肉(胸肉)100g
鶏ひき肉(もも肉)100g
玉ねぎ(みじん切り) 1/4個
にんにく(みじん切り) 1欠片
干しエビ(みじん切り) 小さじ1
こぶみかんの葉 2枚
エリンギ 2本
玉ねぎ(スライス) 1/4個
グリーンカレーペースト(50g)1袋
ココナッツミルクパウダー 1袋
お湯 150cc
ナンプラー★ 大さじ1.5
ココナッツシュガー★ 大さじ1
小麦粉 大さじ2
砂糖 一つまみ
塩・胡椒 少々
揚げ物用サラダ油 1.5カップ
- 玉ねぎ半分をみじん切りし、もう半分はスライスしておきます。干しエビとにんにくはみじん切りにします。
- えりんぎは細切りにします。
- コブミカンの葉は半分におり、葉脈を取り除きます。そのあと細くスライスしておきましょう。
- 青長なすは縦に1/2にカットし、1cm程度の厚さでカットして水にさらします。
- みじん切りにした玉ねぎ、干しエビにコブミカンの葉、そして砂糖を合わせて混ぜます。そのあとひき肉を入れよくこねます。
- 小さめの肉団子をつくったら半月のナスの間に挟みます。
- 軽く小麦粉を全体にまぶします。
- 中華鍋に油入れ180度ではさみ揚げを作ります。
- きつね色になったら取り出して余分な油をきりましょう。
- お湯にココナッツミルクパウダーを溶かします。
- フライパンに油をひきグリーンカレーペーストを炒めて香りづけをします。そこにココナッツミルクを加えてペースト状にします。
- エリングとスライスした玉ねぎをここで加え火を通します。最後にコブミカンの葉とナンプラーを加えます。
- はさみ揚げをペーストにまぜささっと温め直して出来上がりです。
これだけでおしゃれなメイン料理になりますよ。ご飯と一緒にたべるといいですよね。
青長なすの食感がたまらない!
いかがでしたか?青長なすは他のナスと比べて調理をすると、旨味がじわっと染み出す野菜です。
シンプルに焼きなすで食べてみるのもいいですよね。
一度たべるとその食感と旨味がやみつきになりますよ。