不思議な生態が魅力的~調理が簡単で美味しいタコ (マダコ)

関西の人は、タコ焼きを作るときに、スーパーでタコを手に取るでしょう。

しかし、 タコは買ったことがない、という人も案外多いのでは?

旨みが強いことがタコの魅力。もっと気軽にタコを食べてみては?

ここでは、そんなタコの魅力をご紹介していきます。

目次

タコ (マダコ) の価格・旬の時期・主な産地

「マダコ」は食用とされる「タコ」の代表格で、一般に「タコ」といったら「マダコ」を指すことが多いようです。

しかし近年は漁獲量が少ないため高値で取引されています。

国産のマダコだけでは需要を満たすことができないため、スーパーには大量の輸入マダコが並んでいます。

通常、小豆色のものが国産、赤いものがアフリカ産です。

また、マダコは生で食べられることはまれです。煮ダコ (ゆで) に加工されて出回ります。

まず、ここでは、タコ (マダコ) を購入する際、参考になる情報をお伝えしていきます。

価格について

蒸しだこ110~150グラムで360~450円程度です。
冷凍の蒸しだこ400グラムで1,580円程度です。

マダコの旬の時期は、産地によって異なります。

瀬戸内海周辺では、産卵期に入る69月のマダコを「麦わらだこ」と呼び、これが旬とされています。

三陸では1112月が漁期でこの時期のマダコが旬となります。

主な産地は、「明石だこ」で有名な兵庫県をはじめとする瀬戸内海沿岸各地や三陸などです。

マダコの不思議な生態

海の中のさまざまな外敵から身を守るため、マダコはありとあらゆる方法をとります。

マダコの体表は色素細胞で覆われており、周囲の環境に合わせて体の色を変化させ、岩石や海藻に擬態することができます。

また、よく知られているように、イカのように墨を吐いて外敵の目をくらまします。

そして、本当に身に危険が迫ったときには、トカゲのしっぽのように、自ら腕を切り落とし、それをおとりにして逃げることもあるようです。

また、マダコは賢い動物として知られており、常識では考えられないような行動をとります。

スクリューキャップで締められた瓶の中にマダコを閉じ込めておくと、キャップを回して自力で脱出することができるのだそうです。

えさである二枚貝を食べるときには、硬い二枚貝を強い腕で締めあげ、毒が含まれる唾液を注入し、獲物を麻痺させて殻をこじ開けてしまいます。

マダコの産卵

マダコの産卵期は春から秋にかけてで、暑い夏にピークを迎えるとされています。

メスは交尾後、岩礁の穴の中などを巣にし、その天井にぶどうの房状の卵を十数個ぶら下げるように産みつけます。

その様子が藤の花を思わせることから、この卵は海藤花 (かいとうげ) と呼ばれます。

メスはその後、卵が孵化するまでの1ヶ月間ほど、何も食べずに卵のそばから離れず、新鮮な水を送り込んだり、腕の吸盤でブラッシングして外敵から卵を守り、卵が孵化するのを見届けた後、力尽きて絶命します。

想像を絶する壮絶な最期には、思わず興味をそそられますね。

マダコの味わい

マダコには独特の旨みがあり、薄味でも美味しく食べることができます。

このマダコの旨さは、筋肉の持つ食感の良さ、大量に含まれるタウリン、甘みを感じさせるグリシン・ベタインなどによるものです。

また、独特の豆類を思わせる香りがあり、これも旨いと感じさせる要因のひとつでしょう。

マダコの美味しい食べ方

マダコは何も手を加えずに食べるのが、味の点では最高の食べ方です。

ここではそれ以外の美味しい食べ方をご紹介していきます。

<<マダコのトマト煮>>

マダコとトマト水煮缶を煮込んだ料理。

タコと、トマトのグルタミン酸は非常に相性が良いです。

マダコを煮ると硬くなりますが、長時間ゆっくり熱を通すと柔らかくなるので、じっくり煮込んでください。

<<タコ飯>>

瀬戸内海、九州などの名産品、干しダコ。

これを水で戻して炊き込みご飯にすると絶品です。味つけ不要ですよ。

<<マダコときゅうりの酢のもの>>

きゅうりの酢のものに蒸しだこを合わせて混ぜたら完成。

マダコの旨みが、酢のものの味をワンランクアップさせてくれます。

まとめ

マダコは旨みが強いので、あまり手を加えなくても美味しく食べられるのが魅力です。

調理が難しいと思われがちですが、長時間煮込むと柔らかくなるので、それほど調理テクニックも必要ありません。

ぜひマダコ料理をレパートリーのひとつに加えてみてくださいね。

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