カリフラワーの栄養は?ブロッコリーとの違いはあるのか?

カリフラワーというとよくみかけるものは白い色をしたものが一般的ですね。

そんなカリフラワーにも、黄色やオレンジ、紫色といったカラフルな品種もあるんです。

「ブロッコリーに似ている?」と思っていた私ですが、その理由が判明しました!

ブロッコリーの突然変異したものが、カリフラワーとして誕生したのです。
今日はそんなカリフラワーの気になる点についてまとめてみました。

  • 取り上げた点はカリフラワーの値段は?
  • 食べ頃の時期つまり旬はいつ?
  • 名前の由来?
  • どんな栄養がある?
  • カリフラワーのお仲間にはどんな食材があるのか?

美味しい食べ方という点です。

目次

値段はやや高め?

地域によっては、スーパーでおいておらず、なかなかGETしにくいところもあるようですね。

1個あたりの大きさか約500~600gで比較した相場をみてみましょう!

  • スーパーや直売所で買うと1個あたり=250~300円が相場
  • 通信販売やお取り寄せで買うと1個あたり=300円前後(+送料) がかかります
  • 冷凍されているカリフラワーは1袋あたり=250~350円が相場

のちほど紹介しますが、中でも高級なのは
◆ロマネスクカリフラワー!1個あたり=800~1000円とお高いのです。

と、やはり1個100~150円ほどで売られているブロッコリーと比較してしまうと、高価なのは確かですよね。

栽培方法も繊細で、日光が当たりすぎると黄色く変色してしまうため、葉を覆い被せて日光が当たりすぎないように育てるのだそうです。

あの綺麗な白い花をつけるには手間も時間もかかっているのも希少な理由のひとつなんですね!

食べ頃の時期はいつがオススメ?

カリフラワーは全国的に季節を変えて栽培されているため一年中収穫することができます。

オススメの時期は11月~3月にかけて冬から春先にかけてがポイントですね!

選び方にもコツがあります!

  1. 重みがあり、硬いものを選ぶ
  2. 芯(茎)の部分の切り口が変色してないもの
  3. 花の部分が締まっていて葉が濃緑色のもの

このポイントが新鮮なカリフラワーを選ぶ秘訣のようですのでぜひチェックしてみて下さいね!

名前の由来

アブラナ科に属するキャベツ(ケール)が原種とされていて、キャベツの花という意味でkale flower/cole flowerと呼ばれることからそう呼ばれるようになったそうです。

和名ではハナヤサイ(花野菜)、花キャベツなどと呼ばれています。

どこからやってきた?

原産地は南ヨーロッパ地方の地中海沿岸で、ブロッコリーが突然変異して白く変色したものをカリフラワーとして栽培されてきたのです。

歴史は古く、2000年以上も前から栽培されており、日本に伝わったのは明治時代頃だそうです。

最初は主に観賞用として栽培する家が多かったが第二次世界大戦後以降、洋食文化が普及してセロリ、アスパラガスとともに洋食野菜として注目され、ブロッコリーよりもカリフラワーが進出していたとされています。

日本では徳島県、茨城県、愛知県が生産量が多い県としてランキングされています。

現在では、カリフラワーよりブロッコリーのほうが需要が多いため、カリフラワーを置いていないスーパーもあるようですが、カラフルな色の新しい品種や海外から輸入されているものも出回るようになり、鮮やかな色彩や味覚で食卓を楽しませてくれています!

どんな栄養がある?

<主な栄養成分>

  • ビタミンC/ビタミンB
  • カリウム/カロテン
  • カルシウム
  • 食物繊維/鉄分
  • 葉酸

栄養が少なめとは言われているもののこれだけの栄養が入っています。

特に注目したいのは、熱を加えると損なわれやすいとされている栄養も、カリフラワーは熱に強くしっかり補うことができるのが特徴です!

また捨ててしまいがちな茎の部分にも沢山栄養が、含まれているので一緒に茹でて食べるのもオススメですよ!

カリフラワーのお仲間紹介

白いカリフラワーしか知らなかった人も多いはず!他にはどんな品種があるのかみてみましょう!

ロマネスコ

イタリア産まれで「ローマのカリフラワー」という意味でブロッコロロマネスコとして古くから親しまれてきた品種です。

その特徴は、サンゴ礁のようなフラクタル構造をしている花のつぼみの形です。

ひとつひとつのつぼみの大きさはバラバラでも形は同じ形をしているという形状で見た目も美しいの一言!

最近はデパ地下などや直売所でもちらほらと見かけることがありますが、やはり高価なものでは一株800円も珍しくないようです。

カリフローレ

トキタ種苗が開発した新商品で、スティック状にしたカリフラワーです。

バーニャカウダやスティックサラダとしても食べやすく、スティックカリフラワーとも呼ばれています。

カリフラワーは花蕾を主として食べますがこちらの品種は、茎の部分が長く柔らかく甘みがあるのが特徴です。

黄緑色の茎の先には白い花がつき、その姿はブーケのようで可愛らしいのも人気のようですね!

カラフルなカリフラワー

この他にも、オレンジ色、紫色などをしたカラフルなカリフラワーが近年では増えてきています。

美味しい食べ方

カリフラワーの食べ方に悩んでいる人にも作れる簡単なレシピも紹介します!

カレー風味カリフラワー

茹でたことにより甘みがましたカリフラワーとカレー粉の風味が食欲をそそる一品です。

お子様にも食べやすい味になっています!

<材料>

  • カリフラワー  1/2個
  • カレー粉    大さじ1
  • ウインナー   3~5本
  • 塩コショウ   適量

<作り方>

  1. ウインナーは食べやすい大きさに、カリフラワーは小分けに切り、2~3分茹でてザルにあけて冷ましておく
  2. ポリ袋にカリフラワーを入れそこにカレー粉を入れ全体にまぶします
  3. フライパンにサラダ油をひきウインナーを炒め2のカリフラワーを入れ塩コショウで味を整えて完成です!

カリフラワーと卵のマヨサラダ

ゆで卵とマヨネーズにほっこり甘いカリフラワーとの相性は抜群です!

いつものポテサラに飽きたらぜひ試して見てください。

<材料>

  • カリフラワー  1株
  • 卵       2個
  • マヨネーズ   大さじ4
  • 塩コショウ   適量

<作り方>

  1. カリフラワーを食べやすく切り、2~3分茹で冷ましておく
  2. 別の鍋でゆで卵を作り皮をむき、細かくつぶしておく
  3. ボウルにカリフラワーとゆで卵を入れ、マヨネーズを入れ塩コショウで味を調整して完成です!

カリフラワーを使って

カリフラワーについてお話してきましたが、一見新しそうな品種に見える野菜でも、歴史は古いんですね!

今やインスタ映えの時代、サラダにはかかせない野菜も可愛さや、見た目が重要な時代になりつつありますね。

カラフルなカリフラワーやブーケに見える品種を可愛らしく飾ったサラダに変身させてみるのも食卓が楽しくなりますよ!

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