あいこまちという野菜ご存知ですか?
あいこまちは、さつま芋の一種で比較的新しい品種の野菜です。
いくらぐらいの価格で売られていますか?その特徴はどうですか?
今回はとってもおいしいと評判のさつま芋、あいこまちについてそしておいしいレシピをご紹介します。
あいこまちって?
あいこまちは、さつま芋の一種です。赤紫色をした皮に、中身はやわらかい黄金色をしているのが特徴の芋です。
2014年に新種として改良されていて、糖度の高い「クイックスイート」という芋と、病気に強く耐性のある「関系107」という芋を掛け合わせています。その為、あいこまちは病気に強く甘みがとても強いんです。
あいこまちは湯がいたり調理するとより糖度があがり、鮮やかな黄金色になります。
さらに調理しても変色せずキレイな黄金色のまま仕上がるのでスイーツや、甘味によく使われています。
気になる値段は
住んでいる地域にもよりますが、値段は1個68円ほどで売られています。
通販でも購入でき一箱まるごと手に入れることもできますよ。
旬の時期
あいこまちは比較的、通年出回っているさつま芋です。
旬の時期は秋の9月から10月頃。
名前の由来
「あいこまち」の名前は皆から愛されるという意味で(あい)。美人の名称でも知られている小町(こまち)をあわせて名付けられたと言われています。
名前のかわいらしさも魅力ですが、見た目そのものも
丸くふっくらとしていて とても美しい野菜です。
保存方法と選び方
あいこまちは、調理するとホクホクした食感がありつつ糖度が高い野菜です。
しっとりした舌触りもあり子供から大人まで好き嫌いなく食べられるサツマイモです。
ホクホク感の強いものを選ぶ際は、形が丸く太っているものを選びましょう。
糖度の強いものはよく芋の皮の外側に液体の蜜のようなものが見られます。
蜜がじわっと皮にでているものは糖度が高い証拠。スイーツや甘味用にサツマイモを使いたいときにおすすめです。
あいこまちに限らず、さつま芋は温暖な気候で育つ野菜です。その為冷蔵庫での保存は芋を傷めてしまいます。常温保存で湿気のすくない、日の当たらない場所で保存しましょう。
レシピ
あいこまちは、その甘みから料理だけでなくお菓子にも使える便利な野菜です。ここではあいこまちを使ったおいしいレシピを見ていきましょう!
甘辛あいこまちチップス
材料(3〜4人分)
あいこまち 大1本(500gくらい)
揚げ油 適量
タレ
砂糖 大さじ2(少なめでもOK)
水 大さじ1
醤油 小さじ1/2
- まずあいこまちを薄くスライスして、水に浸し5分から6分ほどつけておきます。
- 水をよく切ります。
- 170度に温めておいた油に水をよく切ったあいこまちを入れてあげます。
- チップスをあげている間に材料のタレをすべて混ぜてフライパンで熱します。
- タレがぷつぷつと泡を吹いてきたら、火をとめて揚げたチップスをタレにからめて出来上がり
あいこまちそのものの甘さと醤油タレの辛さが絶妙のポテトチップスですよ。タレの砂糖はあいこまちが甘いので、少なめにしてお好みの甘さにしましょう。
あいこまちのグラタン
材料 (2人分)
あいこまち 1個(250g)
玉ねぎ (みじん切り)1/2個
ベーコン( 細切り)30g
無調整豆乳 100cc
◎塩・ホワイトペッパー各適量
◎パルメザンチーズ大さじ1
オリーブ油 適量
ピザ用チーズ適量
- まずあいこまちを縦半分に切り、レンジで5分ほど加熱(もしくは蒸します)
- さつまいもの中身をスプーンで取り除きます。くりぬいた中身は豆乳を加えてよく潰しペースト状にしておきましょう。
- フライパンで玉ねぎとベーコンを炒めます。そこにペースト状にしたあいこまちをくわえてパルメザンチーズ・塩やホワイトペッパーで味付けをします。熱してもったりとしたら火を止めます。
- つくったあいこまちの器に3を入れ上にピザチーズを載せます。トーストで表面のチーズがこんがりとなり溶けたら完成です
夕飯のおかずや、ちょっとしたパーティーの料理にもぴったりです。あいこまちの甘さが調理することでより甘くしっとりしますよ。
あいこまちで料理のレパートリーを増やそう!
いかがでしたか?あいこまちは、普通のさつま芋よりも糖度が高いのにホクホクとした食感が楽しめるさつまいもです。
甘めなのにホクホクとしているので、お菓子の材料として使えますが、さらに普段の料理にも使えるのでとても便利なんですよ。
あいこまちの甘さを利用して、砂糖を少なめに調理することもできるのでダイエットや健康にもいいですよね。ぜひあいこまち食べてみてくださいね!