モロヘイヤとは
緑黄色野菜の中で、カロテンやカルシウムを豊富に含んでいます。
モロヘイヤはエジプト語で、「王家の野菜」という意味があるそうです。
モロヘイヤの別名は
- とろろな
- しまつなそ
- 台湾つなそ
の3種類が主な呼び名です。
日本に1970年代以降、エジプトから入ってきました。
葉の長さは約10cmほどの楕円形で、刻むことで独特の粘りがあります。
モロヘイヤの価格
モロヘイヤのスーパーでの価格は1袋100円~200円です。
1袋の量は、商品にもよるのですが100g位入っているものが多い印象です。
モロヘイヤは茹でるとカサが減るのですが、ネバネバして食べ応えもあるので1人分としては1袋で十分な量だと思います。
おひたしでたっぷりと食べたい時には、「道の駅」や「農産物直売所」でモロヘイヤを買うのがお得だなぁと感じます。
スーパーの価格と同じくらいのお値段で、モロヘイヤの量がたくさん入っていたり、同じくらいの量で価格がスーパーよりも安かったりします。
スーパーで1袋100円~200円という価格だと、ほうれん草や小松菜などを買うのと同じような感覚で買えますよね。
モロヘイヤをスーパーで買うとしてもそんなに買い難い価格ではないと思います。
モロヘイヤの旬の時期
モロヘイヤは暑い地域が原産の草木なので、国内では夏が成長期で収穫時期にあたります。
食べ頃の旬は、一般的にホウレンソウやコマツナなどの青菜類が不足しがちな6月頃から9月頃までとなります。
モロヘイヤの産地
モロヘイヤの日本の主な産地は群馬県となっています。
次に愛知、三重となっています。
基本的に季節関係なく栽培が可能なので日本中どこでも栽培されています。
モロヘイヤの選び方
葉の緑色が濃く鮮やかで、葉先がピンとしていて張りがあり活き活きとしているもの、切り口が黒っぽく変色していないものを選びましょう。
茎は手で折れるくらいやわらかく、茎が太すぎないもの。
茎がかたいものは加熱してもやわらかくならず、口に残りますので食べないほうがいいです。
モロヘイヤの栄養
モロヘイヤは若い葉や茎を食用とします。
葉の形は一般的な木の葉型ですが、付け根の両側に赤く細いひげが一本ずつ伸びています。
モロヘイヤのネバネバ成分は水溶性食物繊維で、粘膜を保護し、消化不良や食欲不振を防ぐ働きがあります。
ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、カルシウム、β―カロテン、ビタミンB1、B2、B6が多く疲労回復に役立つのでオススメの野菜です。
モロヘイヤを使ったレシピ
ではモロヘイヤを使ったレシピを紹介していきます。
ぜひ参考にしてみて下さい。
モロヘイヤの味噌汁
<材料>
- 出し汁340cc
- 油揚げ5cmほど
- モロヘイヤ3本ほど(好みでたくさんでも)
- 味噌ミソマドラ1人用(大匙1.5)
鍋に出し汁を入れ、油揚げを細かく切って入れ煮たてたら味噌を入れます。モロヘイアを入れさっと煮る。
ポイント
モロヘイアはさっと煮るととろみが出ておいしいので、モロヘイヤは軽くさっと煮ましょう。
モロヘイヤとにんにくの豚肉炒め
<材料>
- 豚ロース肉(薄切り)200g
- モロヘイヤ200g
- にんにく1片
<調味料>
- ごま油大さじ1/2
- しょうゆ大さじ1と1/2
- 本みりん大さじ1と1/2
- 酒大さじ1
- モロヘイヤは5cm長さに切り、茎と葉に分ける。にんにくはみじん切りにする。
- 豚肉は3等分に切る。
- 温めたフライパンにごま油を入れ、豚肉を中火で2分炒める。
- にんにくとモロヘイヤの茎を加えて強火で1分炒める。
- 調味料とモロヘイヤの葉も加え、さらに1分程炒める。
- 完成です!
簡単に作れて、ご飯の進む夏バテ必勝おかずです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
モロヘイヤの旬の時期は、7月~9月です。
美味しい夏野菜のひとつとして、モロヘイヤを食べて元気に過ごしたいですね。
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