中華料理でよく見かける木耳(きくらげ)。
食べてはいるけどよく知らずに食べていませんか?
今回は脇役でなかなか知られていないキクラゲの魅力とおいしいレシピをご紹介します。
キクラゲの値段は?
きくらげは乾燥させている食べ物なので一年を通してそこまで価格は変動しません。
スーパーなどで売られているきくらげは、30gでおおよそ150円で売られています。
最近は中国産のこのが安価で売られていますが国産のきくらげの場合は少し値段が高く、まとめ買い100gで1400円ほどで売られています。
きくらげの旬の時期は?
乾燥もののキクラゲは、通年を通して購入できます。
食べ頃の旬の時期はだいたい夏の6月から、秋初め9月頃です。
国産の乾燥きくらげの場合生産地は主に九州です。
きくらげは生でも食べることができます。
生きくらげの場合の旬の時期はだいたい4月から10月です。
きくらげの名前の由来
キクラゲは世界各国で栽培、収穫できるキノコの一種です。
ケヤキやワトコなどの枯れ木や切り株に生えており、主にアジア諸国で食用として食べられて来ましたが、最近はラーメン文化が広まった為 アメリカやヨーロッパなどでも食べる事ができます。
キクラゲはその形が耳によく似ていることから木に生える耳として木耳と呼ばれています。
さらに食感がクラゲにも似ているためキクラゲと名付けられています。
アメリカやヨーロッパではキクラゲは(ユダの耳)と呼ばれており、収穫はできますが宗教的な名前の背景からあまり食用としては扱われていません。
きくらげはコラーゲンたっぷり!
食物繊維がたっぷりでビタミンも豊富なキクラゲですが、一番の特徴はコラーゲンを含んでいることです。
キクラゲは動物性コラーゲンと同じ成分の植物性コラーゲンを含んでいます。
ダイエット中だけどお肌にいいコラーゲンを取ってっておきたい時、低カロリーなキクラゲがオススメです。
キクラゲのおいしいアイデアレシピ
ここまではキクラゲの魅力をお伝えしてきましたが、キクラゲってどんなふうに料理すればいいのかいまいちレパートリーに欠ける食材ですよね。
ここではキクラゲをつかったおすすめ簡単レシピをご紹介します。
キクラゲのツナジャーサラダ
<材料4人分(3~4人分)>
- A塩 小さじ1/4
- Aこしょう 少々
- A醤油 大さじ1/2
- A酢 大さじ2
- Aごま油 大さじ2
- 切干大根(乾)20g
- きくらげ(乾)2g
- 人参 40g
- ほうれん草 50g
- すりごま(白)大さじ1
- ツナ 80g
- サニーレタス 20g
- Aの塩 小さじ1/4、こしょう 少々、醤油 大さじ1/2、酢 大さじ2、ごま油 大さじ2を瓶に入れてドレッシングを作っておきます。瓶の一番底にいれることで野菜がドレッシングでしなってしまうのを防ぎます。
- 切干大根ときくらげは水で戻してざく切りにします。人参は千切り、ほうれん草は3~4センチ幅に切って茹でておきましょう。
- 1に切干大根、人参、きくらげ、ほうれんそう、すりごま、ツナ、サニーレタスの順に詰めたらジャーサラダのできあがり!
持ち運び便利なジャーサラダはキクラゲを入れることでより斬新サラダになります。
瓶の中で切り干し大根をドレッシングに浸しておくことでサラダ全体にドレッシングが行き渡りやすくなります。
キクラゲのコリコリした食感がサラダをよりおいしくしてくれる上に栄養もぐっとアップしますね。
きくらげピクルス
<材料 (150mlの瓶)>
- 乾燥きくらげ3枚
- 砂糖(戻し用)少々
■ ピクルス液(以下の材料を全部混ぜる)
- 穀物酢 大さじ4
- 三温糖 大さじ4
- 自然塩小さじ1
- 乾燥きくらげを砂糖ひとつまみを加えた水に浸して戻しておきます。(30分で戻ります)
- 鍋に湯を沸かし戻したきくらげを20秒茹でて冷水で冷まします。
- きくらげを食べやすい大きさにカットしておき、瓶に入れピクルス液を注いだら完成です。
1日瓶に入れたまま冷蔵庫で保存しましょう。次の日にはピクルスとして食べることができます。
きくらげの栄養を丸ごと食べられるおいしいピクルスレシピです。
コリコリした食感と甘酸っぱさがご飯のおかずとしてもぴったり!
ご飯と一緒に食べてもおいしいですが、ピクルスにしたきくらげでドレッシングを作ったり、おかずのトッピングとしても使えるので作り置きおかずとして常備しておいてもいいですね。
キクラゲでお肌プルプル!
いかがでしたか?
きくらげは食物繊維やビタミンが取れつつお肌にいいコラーゲンも取れる万能キノコです。
ぜひお家レシピのひとつに入れてみてくださいね。
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