イモヅルの価格は?実は今流行りのスーパーフード並に栄養素がたっぷり!

皆さんは「イモヅル」と聞くと、どんなものを想像しますか?

私は「芋づる式に○○が出てきた」などで使う例え言葉から芋のツルのこと?ぐらいしか頭に浮かびませんでした。

でも、その通りだったんです!イモヅルとは、まさにサツマイモの茎のことでした。

えっ?サツマイモの茎って食べられるの?どうやって食べるの?

美味しいの?価格は?栄養価は?など様々な疑問がわいてくると思います。

今回は、その疑問を解明していきます。

目次

イモヅルとは?

冒頭で述べた通り、イモヅルとはサツマイモの地上に伸びた葉の下の部分、茎のことです。

通常、サツマイモは葉と茎の部分は切った状態で根の部分だけが店頭に並んでいますね。

イモヅルは昔から生産者の家で食べることはあっても大半は畑の飼料や家畜の餌にされることが多く、市場に出回ることは少なかったのです。

しかし、最近はスーパーフードと呼ばれる栄養素が豊富な食べ物が流行するようになり、このイモヅルも栄養価がとても高い!と見直されて、一般市場にも出回るようになりました。

価格は、いくら位?

イモヅルは、だいたい1束10本入り位で500円前後から購入することができます。

サツマイモの種類は様々で、大人気の紅あずま、安納芋、鳴門金時なども出回っています。

ネット通販で検索する時は、イモヅル(さつまいも苗)と表記されているお店が多く、家庭菜園でイモヅルを植え込み、そこから新たなサツマイモを作る用として売られています。

旬の時期は?

サツマイモの副産物なので、サツマイモの旬の時期と同じで、8~11月が旬になります。

栄養価は?

豊富な食物繊維、様々なビタミン類、鉄分、カルシウム、βカロテン、ポリフェノールと言った沢山の栄養素が含まれています。

それらの主な健康効果をまとめてみました。

  • アンチエイジング効果に抜群!肌荒れの改善と美肌を作る。
  • 健康な骨作りに効果的!骨粗鬆症の予防。
  • 月経前の頭痛、腰痛、イライラ感、吐き気の軽減。
  • 妊娠中の悪阻やピルの副作用の軽減。
  • 動脈硬化や心疾患の予防。
  • 免疫力の向上による癌の予防。
  • ストレスの軽減。

その他にも書ききれない程の健康効果があり、栄養価が高い野菜として有名なブロッコリー、ほうれん草、アボカドなどに匹敵する高い栄養価を持っていることが判明しました。

美味しい食べ方は?

繊維質の多いイモヅルは、表面の薄皮や筋を1本ずつ手で剥いて下処理をすると良いとすすめていることがあるのですが、正直そんな時間のかかる細かい手作業はしんどいですよね。

そこで、収穫されてまもない新鮮で若い茎を選びましょう。

手でポキッと折れるぐらいの柔らかさであれば、薄皮や筋を除かなくても、そのまま調理に使うことができます。

味は苦味はなく、癖もなく、シャキシャキとした食感が特徴と言えるでしょう。

実は、レシピサイトで検索してみると本当に沢山のイモヅルのレシピが公開されています。

それだけ注目度が上がっている野菜であり、美味しい食べ方がいっぱいあるんですね!

その中でも忙しい人でもパパッと作れそうな、簡単で美味しいと人気レシピを紹介します。

◎イモヅルの炊き込みご飯

<材料

  • イモヅル・・1束
  • 人参・・1本
  • きのこ類・・しめじ、マッシュルームなど、お好きなキノコでどうぞ。
  • 油揚げ・・1枚
  • ネギ・・万能ネギ、細ネギ、アサツキ、ワケギなど細めのネギ類を入れても美味しいです。(※ネギが無い場合、グリンピースを代わりに入れても緑が入り綺麗で美味しくできます。
  • お米・・いつも通りで、ご自分に必要な量でどうぞ。
  • 水・・お米に対して水と調味料が1.5倍にして下さい。(例・お米1カップの場合、水と調味料を足して1カップと半分にします。)
  • 昆布・・なくても大丈夫です。昆布を入れた場合、炊きあがった後に取り出して下さい。

<調味料

  • 醤油または麺つゆ(マイルドな味にしたい場合は麺つゆ、麺つゆの場合は出汁が不要です。)
  • 出汁・・白だし液体や出汁の素パックなどを使って下さい。
  • 生姜のすりおろし・・少々

材料の野菜を全て、みじん切りにして炊飯器へ調味料と入れて、いつも通りに炊くだけです。

炊く前にお米は30分以上、水に浸けておくことと炊飯後30分位ふかす為に放置しておくことがふっくら美味しい炊き込みご飯になるポイントです。

◎イモヅルのきんぴら

材料(2~3人分)

  • イモヅル 1束・・ご自分の食べやすい長さに切って、2~3分ゆでて下さい。
  • 人参 1本・・芋ヅルと同じ位の長さに揃えて細切りして下さい。

<調味料

  • めんつゆ 大さじ2
  • ごま油 大さじ1
  • 酒もしくは味醂(みりん) 大さじ1
  • いりごま、もしくはゴマ 適量

※辛いのが好きな方は、お好みで唐辛子やラー油など最後に入れても美味しいです。

  1. ごま油をひいたフライパンで、切った人参を炒めます。
  2. 茹でたイモヅルの水気をキッチンペーパーで軽くふき取り、1に入れて炒めます。
  3. 火が通ったら調味料を全て入れて、汁気がなくなったら仕上げに、いりごまかゴマをふりかけて完成です。

イモヅルを食べて健康になろう!

まとめ

あまり聞き覚えのなかったイモヅルについて詳しくなった今、あなたもスーパーフード並みに栄養価の高いイモヅルをちょっと試しに食べてみたくなったのではないでしょうか?

特に、オリーブオイルなど油を使って炒めたり、肉・魚・豆類といったタンパク質と一緒に食べると更に栄養素の相乗効果が発揮されて、まさにスーパーフードと呼べるでしょう。

お店で見つけることができなかった場合、ぜひ通販で購入してみて下さい。

もし、そのイモヅルが新鮮でなかった場合は家庭菜園(プランターも可)で育てることもできますよ。

まだイモヅルが世間に流行する前の今が試してみる良いチャンスかもしれませんね!

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