可愛らしい名前の「アイコ」という野菜ご存知でしょうか?
アイコはトマトの一種でプラムのような形をした丸く小さな新品種のミニトマトです。
名前だけでも最近はよく知られるようになってきました。
今回はそんな気になるミニトマト、アイコについてご紹介します。
アイコって何?
アイコとはさきほど言ったとおりミニトマトの新品種です。
日本で品種改良され生まれた野菜で、トマト特有の果汁や酸味を嫌う方向けにつくられました。
縦長に丸い形をしていて果汁が少ない為、ミニトマトを食べたときによくある果汁の飛び出しが起こらないことでも知られています。
さらに生で食べても酸味がないことからさまざまな料理につかわれていることでも有名です。
アイコは幾らの値段で?
価格は普通のミニトマトより少し高めですが
1.5kgの大きな箱いっぱいで約2000円のものを買うこともできます。
200g 300円という設定で売っているところもありますし
約15~20個前後、約100g~200g前後 520円という設定もありますね。
他のミニトマトとの違いは?
アイコが際立って他のミニトマトと違うことは、通常のミニトマトの約2倍もの抗酸化物質「リコピン」を含んでいることです。
トマトはもともとアンチエイジングや免疫力の向上にいいとして知られていますが、それはこのリコピンが関係しています。
私たちの体に必須な抗酸化物質がたっぷり入っているアイコは、今ほかのトマトよりも栄養価が高いとして特に女性に人気なんですよ。
さらに果肉が厚く果汁が少ないアイコは、生野菜としてサラダで食べてもいいですが、調理するとより一層旨味成分が増え、甘みが強くなるため、他の食材とも相性がいいトマトです。
甘み成分としてトマトが使えるため料理のレパートリーも増えます。
アイコの名前の由来
ミニトマトのアイコは、名前の由来についてさまざまな諸説があります。
皇族の愛子さまの誕生にちなんでつけられたという話もありますが、実際はアイコを品種開発したタネ会社が、社内公募で決めたそうです。
今までミニトマトの名前は英語の女の子の名前でしたが、今回はプラム型でとてもユニークな形をしていた為、名前もより可愛らしい日本語名になりました。
アイコの旬の時期は?
アイコは今では通年場所に限らず、気軽に手に入る野菜になっています。
ですが、アイコの旬の時期は温暖地だと7月から9月頃、寒冷地だと7月中旬から10月始め頃が旬と地域で差がでるので注意が必要です。
アイコのおいしいレシピ
アイコトマトのうまみ成分が染み出しているので味付けもそこまでしなくていいです。ほんのりと甘いためこどもも飲みやすいトマトスープですよ。
アイコトマトのカレーマリネ
材料(4人分)
アイコトマト 200g(15個程度)
たまねぎ 50g(小1個)
ローリエ 1枚
マリネ液
水 大さじ2
酢 大さじ1
白ワイン 大さじ1
カレー粉 小さじ1
砂糖 小さじ1
ガラムマサラ 少々
ターメリック 少々
洋風スープの素(顆粒)小さじ1/2
塩こしょう 少々
- まずマリネ液の材料をすべてボールに加えよく混ぜておきます。
- トマトはへたをとっておき、つまようじなどであらかじめ数カ所穴を開けておきます。
- スチーマーにトマトとスライスしておいた玉葱、ローリエ、をすべて入れ玉葱とトマトがやわらかくなるまで蒸します。(シリコンスチーマーがある場合はそのままマリネ液と材料をすべて入れ蓋をし、電子レンジで600W 5分ほど加熱すればOK)
- 祖熱をとったらマリネ液を加え混ぜ、冷蔵庫で冷やしできあがりです。
カレーの風味がほんのりするたべやすいトマトマリネです。
食卓にもう一品加えたいときに便利ですよ。さらにトッピングとしてサラダに加えたりしてもおいしいです。
アイコトマトを実感
いかがでしたか?アイコトマトは、普通のトマトよりも栄養価が高いためとっても体に優しい野菜です。
さらに1年を通して手に入りやすい野菜なので料理しやすいトマトでもあります。
普通のアイコよりも甘みがつよく果汁がすくないので、生でたべてもいいですがやっぱりおすすめは調理してうまみ成分を存分に引き出せる料理です。
今回紹介したレシピの他にも、パスタソースを作ったり、野菜炒めとしてたべてもおいしいですよ。
まだアイコトマトを試したことがないという方はぜひ一度トライしてみてくださいね。