オアカムロ(尾赤室)の値段は?知られていないのに美味しい魚!

オアカムロという魚をご存知ですか?
尾赤室という字になるのですが、お店でこの字で書かれていてもなんのことかわからないですよね。

オアカアジともオアカとも呼ばれていますね、場所によってはアカムロまたはナガイユという呼び名で店頭に並んでいます。

オアカムロ(尾赤室)の値段や魅力的な特徴もしっかりととりあげました。

目次

オアカムロとは

体型は細長い形ですね 尾ひれは赤色なので識別しやすいですね。

背ビレや胸ビレの先のほうも赤みかがっています。

やや水分が多い感じもしますが鮮度の良いものはやわらかくしっとりとした食感でこの記事の後半で取り上げていますがように「刺身」や「なめろう」に合います。

知られていないのに味は間違いない!

漁獲量の不安定さがあって一般的な流通がないので「ちょっと残念な」魚ですね、結果として知名度があがらずあまり知られていませんし、そのためか安いんですね。

脂ののった時期のものは実はマアジよりもおいしいという評価をもらうこともあるのです。

オアカムロの値段はいくらですか

安いときですがまるまる太っていても1尾なんと98円!(30㎝くらい)100円しないのが魅力ですね。

よく見かける値段は40cmほどの大きさで200円くらい。

もちろん値段にはばらつきもありますがうまくいけば安いオアカムロをゲットできるかもしれません

旬の時期に食べるのがいい

寒い時期には身が締まって美味しいと評判です。

つまり旬は初冬から春にかけてなんです。その時の味は格別との評判もありますね。

アジ類の旬は夏ですが、この「オアカアジ」はアジと名は付いていてもムロアジなので、寒いときの方が身が締まっていて美味しいのです。

主な産地は高知県や静岡県で、日本海側で見かける事はほとんどないです。

関東では市場で時々見かけますが、銚子や駿河湾などで水揚げされていますね。

呼び名は地域によっていろいろ

  • 漢字では「尾赤室(オアカムロ)」で由来も語源も東京です。
  • 尾が赤いので「オアカ」と呼ばれていて、それに「アジ」が付いてそうなりました。
  • 別名が「オアカアジ」で、高知市では「アカムロ」と呼ばれています。
  • 和歌山の紀州各地でも「アカムロ」を始め、「オアカ」と呼び、幼魚は「アカメンタイ」。
  • 他にも様々に呼ばれていますが「アカアジ」「アカウルミ」「アカムロ」「ムロ」そして「グルクン」などと呼ばれていて、『赤』という色合いでの名が目立ちますね。

知られざる美味しい魚を食べたい

非常に美味しいと、評価の高い魚です。漁獲が安定しないので流通しないし食卓でもお目にかからないのです。

ということは裏返せば「おいしいのに知られていない存在」なわけです。

しかも

  • ウロコも小さく取りやすいし、皮がしっかりしているので剥がしやすいんです。
  • クセの無い味わいで、身自体が赤いので血合いが目立たない。

こんなに評判がいいなら食べてみたいと思いませんか?

評判もよく見た目も特徴的なのに

相模湾の「アジ釣り」では、時々あがるので、実は釣り師にも人気があるんです。それなのに知名度があがらないのが現状なんです。

店でよく見かけることになれば、赤い尾が綺麗な魚で美味しいので「忘れられない」と思うんだけど
流通が少ないというだけの理由であまり知られていないんです。

オアカムロレシピ

美味しさをいかして食べたい。

刺身

食べるとまずこんな魚あったんだ!との声が聞こえてくる美味しさです。

寒い時期には身と皮の間に脂の厚い層ができて「脂がのった状態」になるので、鮮度さえ良ければ絶対に美味しいのです。

なめろう

  • 「なめろう(みそたたき)」、千葉地方の漁師料理としても有名なのですが「盛ってあった皿までなめたい」と表されるくらいの美味しさなんです。
  • 三枚に下ろした身を、味噌と葱・ショウガ・ニンニクを刻んだものと合わせて、包丁で細かくたたいて食べますが、それを網焼きやソテーにしても食べやすく美味しいんです。
  • 「なめろう」を大きな貝(アワビなど)に詰めて天日干しにした「さんが焼」も絶品です。

セピチェ

洋風にアレンジするなら、細かく切ってライムの絞り汁と塩で締めて紫玉ねぎのスライスと青唐辛子と和えての「セピチェ」に。お洒落な料理になりますね。

フライ

「フライ」と定番の料理でもおいしくいただけますよ。

材料(2人分)
オアカアジ 2匹
●塩コショウは適量
●水大さじ2
●小麦粉大さじ3
●卵1個
●パン粉(衣用)適量

安くて美味しい知られざる存在の魚

こんないいところが多い魚を放置していたくないですね。

近所の魚屋にいつ入りそうか聞いてみましょう。
店で手に入らなくても手に入れられるサービスをしているところがあります。

鮮魚の産地直送サービスを行っているところから取り寄せると食べられるんです。

安い魚なので近くの魚屋でゲットしたいところですが、まずは食べてみないとその味が分からないですよね。

だったら取り寄せてみませんか?

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