カリーノケールと聞いてピンとこない人も「ケール」は知っている人も多いのではないでしょうか?
一番近いとされている野菜がキャベツなのですが主にあの苦いイメージのある青汁の原料になっているのがケールなんです。
ちぢれたサニーレタスのような、見た目はパセリのようなそんな姿をしています。
最近では、スーパーでカットサラダなどの隣に並ぶこともあるカリーノケールですが、一体どんなふうに食べるのか?気になりますよね!
今回は以下のような内容で詳しく見ていきたいと思います。
- 値段はいくら?
- 最もおいしい旬な時期
- どこからやってきた野菜?
- 栄養たっぷりの王女様だった?!
- どんな品種がある?
- おすすめの食べ方
1.値段はいくら?
主婦の私もやっと高騰野菜時期の冬季が終わり、ホッとしてきた頃ですが、やはり値段は気になります。
値段の相場を見てみると…
・スーパーや直売所で買うと
1袋あたり=100円前後~
・通販やお取り寄せで買うと
1袋あたり=200~300円前後(+送料)
・種で買うと
1袋あたり=300円前後(約20粒~)
・苗で買うと
1苗(ポット)=100~200円前後
と、こんな感じの値段になっているようです
もちろん、スーパーや直売所で買うのが1番安く買うことができるうえに、生産者を知ることもでき安心して食べられるのも特権ですよね!
一度食べてみて、沢山食べたい方には家庭菜園用に種や苗で買って育ててみるのも、愛着が沸いて楽しそうですね!
2.最もおいしい旬な時期
野菜にはそれぞれ旬な時期が存在していますよね。
せっかく食べるなら1番美味しく食べれる時期を知っておきたいですね!
カリーノケールを食べるなら、11月~2月がオススメです!
なぜならば冬~春先の低い気温の間に育って収穫されたもののほうが、ぐっと甘みが増し美味しいんだそうですよ。
とはいえ、比較的、長期間出回っていることがあるので買いやすさとしても◎です。
3.どこからやってきた野菜?
トキタ種苗が交配して作った品種で、
カリーノケールヴェルテは緑色で、
カリーノケールロッソは赤紫色をしています。
パッケージにも書いてありましたが、「食卓に並ぶ野菜にしたい」という願いから作られたのだそうです。
名前の由来もカリーノ(かわいい)ケール。という意味で、見た目も可愛くなるようにとフリル(ちぢれ)をつけたんだそうですよ!
元々は南ヨーロッパの地中海沿岸地方で栽培されていたケールですが、寒暖差にも強いためほぼ一年中収穫が可能なのだそうです。
日本に伝わったのは江戸時代頃と言われており、オランダから経由して観賞用として育てられていたそう。
海外ではサラダ、炒め物、ロールキャベツなどに使われるメジャーな野菜の存在です!
一般的な苦味の強いケールに比べて、カリーノケールは青臭さや苦味を少なくし、生のままのサラダでも食べやすいように改良してあるのが特徴です。
熱を加えると、しっかりした歯ごたえが残り、より甘みが出るようです。
4.栄養満天の王女様だった!?
なぜ王女なのかというと、ケールが野菜の王様と言われているからです。
その理由は豊富な栄養が摂れるからなのだ。
<主な栄養素>
- βカロテン
- ビタミンC/ビタミンE/ビタミンK
- カリウム/カルシウム
- 食物繊維
- 鉄/亜鉛/銅
- 葉酸
- ナイアシン/パントテン酸 など
同じ緑黄色野菜のキャベツ(100gあたり)と比べるとβカロテンは約60倍、カルシウムは約5倍、ビタミンCは約2倍と、ずば抜けて栄養価が高いことがわかりますね!
ケールが苦くて食べれない苦手な人も、甘みが強いクセのないカーリノケールでたっぷりの栄養を摂ることができたら嬉しいですね!
5.どんな品種がある?
同じケールの仲間にはどんな種類があるのかも気になりますね!
・カーボロネロ
イタリア生まれの不結球キャベツで、日本では「黒キャベツ」と言われています。
葉の色は黒ではなく、濃い緑色をしていて、
凹凸のあるちぢれ模様が入っており細長いのが特徴です。
イタリアでは、こんがり焼いたフランスパンに、ニンニクを擦りこみ、茹でたカーボロネロをのせて食べるブルスケッタが家庭料理で出されるのだそう。
茹でたり、炒めたりして熱を加えることでより甘みが感じられる深い味わいです。
・ゴズィラーナ
こちらは、日本生まれ!増田採種場がケールとカーボロネロを交配して作った品種です。
その名は見た目のゴツゴツした葉の凹凸と大きさからゴジラに似ていることから名付けられたそう。
カーボロリーフグリーンとも呼ばれています。
厚みがあり、大きめな葉なので、ロールキャベツなどの煮込み料理などに最適です。
6.おすすめの食べ方
1.ヘルシーなカリーノサラダ
生のまま、たっぷり食べたい人にはおすすめです。
お好みのドレッシングを選んでかけて食べるのでペロッと食べられちゃいます。
シンプルにカリーノケールの味わいを楽しむことができる一品です。
<材料(二人分目安)>
- カリーノケール 1/2袋
- お好みのドレッシング 適量
- 粉チーズ 適量
- ハム 適量
<作り方>
- カリーノケールは洗い、芯が固めなので苦手な人は芯を取って、葉の部分とハムは食べやすい大きさにカットする
- お皿に盛りつけ、粉チーズとお好みのドレッシングをかけていただきます
2.野菜たっぷりクリームシチュー
カリーノケールの甘みと、冬の旬の野菜がたっぷり入ったクリームシチューで栄養満天で温まる一品です。
余った野菜消化にも使えるレシピです!
<材料(4人分目安)>
- カリーノケール 3~4枚
- 人参 1本
- 玉ねぎ 1個
- じゃがいも 2個
- かぼちゃ 1/2個
- お好きな肉 100g
- シチューのルウ 1箱
- 水 2カップ
- 塩コショウ 適量
- バター 20g
<作り方>
- カリーノケールは食べやすい大きさにざく切りにする。その他の野菜はサイコロ状に切っておく
- 鍋にバターを溶かしお肉を炒める
- 水とケール以外の野菜をいれ柔らかくなるまで煮込む
- いったん火を止めて、3にシチューのルウとカリーノケールを入れとろみがつくまで再び弱火で煮込んだら完成です!
野菜で栄養をとるには…
毎日、毎日献立を考えながら栄養のバランスも悩みながらの料理はすごく大変ですよね。
私も主婦になり、毎日の献立に頭を悩ませている1人です。
いつも買っている野菜にプラスして、カリーノケールのような栄養豊富な野菜を取り入れて、簡単なサラダで一品、シチューで味噌汁代わりに一品、とアレンジしてみるのもバリエーションが増えて嬉しいなぁと思いました。
ぜひ皆さんも今晩の献立に役立ててみてくださいね!
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