アレッタのお値段は?栄養満点のこの野菜の食べ方は?

アレッタという野菜をご存知ですか?

2011年に誕生したばかりの新しい野菜なので聞いたことがない人も多いかもしれません。

実際に見てみると、新種のブロッコリーかな?と思う人もいると思います。

それもそのはず、アレッタはブロッコリーケールという青汁の原料となる野菜を掛け合わせて作られた新しい野菜なんです。

その2つの野菜の特徴を持つアレッタの旬や価格、簡単な食べ方などを紹介します。

目次

アレッタとは?

名前の響きは洋風ですが、誕生したのは三重県で国産野菜です。

見た目は、なばなのような葉の中にまるで茎ブロッコリーやスティックブロッコリーに似た花芽(蕾)が隠れています。

アレッタは、葉・茎・つぼみ、全て食べることができる、栄養満点の野菜なんです。

どこで手に入る?価格は?

残念なことに全国のスーパーには、まだあまり流通していません。

主要産地の1つである三重県伊賀市で作られたアレッタは主に名古屋市場へ出荷されています。

また埼玉県産や滋賀県産のアレッタを、100g350円ぐらいから通販でも購入することができます。

旬はいつ?どんな味?

出荷時期は地方によって異なりますが、関東では10月から3月頃までで、三重県は12月から春にかけて、一番おいしい旬の時期は3月上旬から5月ぐらいまでになります。

アレッタの特徴は、苦味や渋みがなく、甘味が濃厚で癖がないので色んな料理に使うことができます。

他の野菜に例えると、小松菜やホウレンソウに近いとも言え、食感はブロッコリーのようなのでアレッタは色んな野菜を楽しむことができる、お得な野菜です。

体に良い理由とは?

アレッタは、カロテンやビタミンKなどの栄養素が豊富です。

特にブロッコリーのような蕾の部分には、なんとブロッコリーの約3倍のカロテンとビタミンKが含まれています。

ビタミンKは健康的な骨を作るのに欠かせない栄養素で骨粗しょう症の予防になります。

また、止血効果があるので出産時にも役に立つので女性の味方となる重要な栄養素です。

野菜の王様

最初にあげたようにアレッタは栄養価の高いブロッコリーとケールを混ぜて作り出された野菜なので「野菜の王様」と呼ばれている

ケールには豊富なビタミンの他にもカルシウム、食物繊維、ルテイン、メラトニンなど体に良い栄養素が沢山含まれています。

糖尿病や善玉コレステロール値をあげたり血液の流れを良くするなど生活習慣病の予防から、アンチエイジング効果、ストレス軽減、安眠効果、目や皮膚にも良いとされています。

どうやって食べるの?

生のままでも食べられますが、2~3分ほど軽く湯通しをした方が更に美味しくなります。

アレッタ本来の味を味わいたい場合、サラダ、おひたし、和え物にすると茎の甘みと歯ごたえを生かすことができるしょう。

他にも炒めもの、シチューや味噌汁など汁もの、パスタ、天ぷら、肉巻きなど、様々な料理に幅広く使うことができて、とても便利です。

ワンポイントアドバイス

アレッタをゆでる場合、少し塩を入れ、ゆで終わったら冷水にさらしたくなる人も多いと思いますが、ビタミンが流れ出るのと水っぽくなるかもしれないので、

冷水にあてるのは我慢して、ザルにあげたら水気をきって冷ましてから調理に使用した方が美味しいです。

オススメ超簡単レシピ

アレッタの胡麻あえ

<材料>
アレッタ 1袋(2束入り)
醤油 小さじ1
砂糖 小さじ1 または みりん 小さじ1
すりごま 大さじ3
塩 少々

<作り方>

  1. 鍋にたっぷりの水を入れ、塩を少々(パスタをゆでる時と同じ位)入れて沸騰させる。アレッタは、3㎝ほどの食べやすい大きさに切っておく。
  2. お湯がわいたらアレッタを2~3分ゆでる。(注・ゆで過ぎないこと。)
  3. ゆで上がったらザルにあけ、お湯をきり、水気をきって冷ます。
  4. ボウルに全ての調味料を入れて混ぜ合わせ、そこにアレッタを入れて、よく混ぜる。
  5. お皿に盛り付けて完成

栄養満点で体にも優しいアレッタ

いかがでしたか?

捨てるところがなく、丸々たっぷりと栄養を摂ることができるアレッタの素晴らしい魅力は伝わりましたか?

なかなか手に入りにくいことだけが難点のアレッタですが、

生産者の皆さんはどうにか全国各地へもっと出荷することができないだろうか、と試行錯誤している最中のようですので、近い内に身近な野菜になっているかもしれません。

もし見つけることができましたら是非一度、食べてみて下さい。

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