エリンギはスーパーに行くと、キノコのコーナーに必ずといっていいほど置いてある常備品ですよね!
野菜が高騰した冬場などには幾度となく、安定した価格で我が家の食卓も助けてもらいました。
エリンギは香りも強くなく、コリコリとした食感が好きな人も多いはず!私もその1人です!今日はそんなエリンギについて学んでいきましょう。
- エリンギの値段の相場
- なぜエリンギと呼ぶ?
- 旬な時期と選び方
- 日本生まれではなかった!!
- 含まれる栄養素とは
- エリンギの仲間
- 簡単レシピ
- 余ったエリンギの保存方法
と、こんな感じでまとめてみましたので、気になる項目はチェックしてみてくださいね!
1.エリンギの値段の相場
年間を通しても他の野菜に比べて安価なイメージのエリンギですが、季節などによっても違いはあるのか気になりますね!
まずは相場を見てみましょう。
・スーパーや直売所で買うと
1パックあたり=100~150円前後
私が購入した時に、最も安い時で68円!
最も高い時で冬季で180円ほどでした!
やはり、野菜が高騰する冬季にはキノコ類全般もいつもより値上がっていたように感じました。
・通信販売やお取り寄せで買うと
1パックあたり=200~250円前後(+送料)
・乾燥品で買うと
1袋(20gあたり)=500円前後
中国産のメーカーは比較的安く
1袋あたり150円前後で買えるようです
乾燥椎茸ならぬ、乾燥エリンギまであるとはビックリしました!
・栽培用キットを買うと
1キット=1250円~
自宅で育てられる栽培用キットまで登場!
2週間ほとで収穫できるそうなので、自分で収穫して食べるのも楽しそうですね!
2.なぜエリンギと呼ぶ?
セリ科の植物でエリンギウム・カンペストレという野花に寄生して自生することから、エリンギと呼ばれるようになったのだそう。
また、食感や味がアワビに似ているということから「アワビタケ(茸)」とも呼ばれることもあるんだそうですよ!
和名の漢字はありませんが、中国では「杏鮑菇」と書いてxingbaoguと発音するのだそう!
英語ではking oyster mushroomと呼ぶそうです。
3.旬な時期と選び方
エリンギは人工栽培していることから1年を通して収穫できることから、買えない時期というのはほとんどなさそうですね!
1年のうち、一番出荷量が増える時期が、9月~12月にかけてなんだそうです。
やはり、出荷量が増えるということは、皆さんの食卓に並ぶ機会が増える=美味しい旬な時期であることも間違いないのではないでしょうか。
また、新鮮さを見分けるには
- キノコの頭の部分のカサの部分が広がりすぎていないもの(カサが内側に丸まっているものが良い)
- 軸が白く、張りがあるもの
が収穫してから日が浅く、新鮮なものなんだそうですよ!
4.日本生まれではなかった!!
ヒラタケ科ヒラタケ属にはいるエリンギですが、日本に伝わったのは1993年で、比較的新しいキノコだったのです。
元々は、地中海沿岸地域や中央アジアなどに自生していたエリンギですが、イタリアやヨーロッパでは古くから食べられていたようです。
日本では、海外から輸入した菌を改良して、人工栽培されているものしかないので
日本産はないという結論に至っているようです。
5.含まれる栄養素とは
主な栄養素はこちら
- たんぱく質
- ビタミンB/ビタミンD
- 葉酸
- ナイアシン/パテント酸
- カリウム
- マグネシウム
- リン/銅/亜鉛
- 食物繊維
などが含まれているようです。
90%が水分を占めるエリンギですが、水分の中にもしっかり栄養を蓄えてましたね!
6.エリンギの仲間
①コリンギ
名前を聞いただけでちょっと笑っちゃう感じですが、エリンギのミニサイズ版というと分かりやすいでしょう。
1本1本の大きさが小さいうえに揃っていることから扱いやすく、串焼き、スパゲティーなどバラエティー豊かな料理に使えるのが人気なんだそう。
②あぎ茸
見た目は軸がエリンギ、カサの部分が椎茸に似ているキノコでイタリアが原産国。
ホタテを食べているような食感があり、クセガなく食べやすいです。
そのまま、網焼き、バターソテーや天ぷらなどにしても美味しい!と評判のキノコです!
7.簡単レシピ
①エリンギとブロッコリーのアヒージョ和え
ニンニクの香りが食欲をそそり、エリンギもしっかりおかずになる主菜です!
<材料(二人分目安)>
- エリンギ 1パック
- ブロッコリー 1/3個
- オリーブオイル 大さじ2~3
- ニンニク 1欠片
- 塩コショウ 適量
<作り方>
- ブロッコリーは食べやすい大きさに切って水で洗った後、ラップをして電子レンジで1分30秒~2分ほど加熱する
- エリンギは食べやすい大きさに切り、ニンニクはすりおろしておく
- 小鍋にオリーブオイル大さじ1とすりおろしたにんを入れ香りが出るまで炒め、エリンギを入れ炒める
- さらにオリーブオイルを大さじ2追加してエリンギがしんなりするまで軽く煮る
- 火を止めブロッコリーを入れ、塩コショウを振り、よく和えたら完成です!
②エリンギのバターソテー
バターとエリンギのコラボレーションは最高でそのうえほうれん草で鉄分もしっかり補給できる一品です!
<材料(二人分目安)>
- エリンギ 1パック
- ほうれん草 1/2袋
- バター 適量
- 塩コショウ 適量
<作り方>
- エリンギとほうれん草は食べやすい大きさに切っておきます。
- フライパンにバターを入れエリンギを炒めます。
- そこへほうれん草を入れしんなりするまで炒めます。
- 塩コショウで味を調整したら完成です!
8.余ったエリンギの保存方法
ついつい安くて大量に買ってしまったら、
余ってしまった…さてどうしよう?ということありますよね。そんな方にはこんな方法もありますので試してみてくださいね!
①冷蔵庫で一週間は保存したい!
- パックから取り出し1本ずつキッチンペーパーでしっかり包み水滴がつかないようにする。
- ラップでしっかり包み、ジップロックなどの密閉袋に入れて保管する。
これで約一週間は日持ちするようです!
※水っぽくなり、黄色く変色したり、匂いが出てきたものは腐っている証拠なので食べずに捨ててください!
②冷凍庫で長期保存しよう!
- 食べやすい大きさ、調理がすぐしやすいような形にカットしておく
- ジップロックなどの密閉袋に入れ、冷凍庫で保存します。
約1ヶ月ほどの長期保存が可能です。
※解凍してしまうと、水分が戻りベチョベチョになってしまうため、必ず解凍せずに凍ったそのままを調理してくださいね!
あくまでも保存期間は目安なので、少しでも変かな?と感じた場合は破棄してくださいね
まとめ
エリンギとは、キノコの嫌いだった人にも革命を与えてくれる食べ物だったりするのではないでしょうか。
私も、椎茸なんかは香りがきつく食べられなかったんですが、エリンギに出会ってからはキノコがちょっと好きになった1人です。
苦手な方もクセのない味と食感をぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか。
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