「ケールといえば青汁!」と思った方はもう古いですか?
ケールといっても、苦いケールだけではなく今やスーパーフードとして人気が出ているのはご存じですか?
数多くの野菜を豊富に取り入れたスムージーや、手軽に食べられるサラダなど、見た目も味も進化してきてるんです。
そんなケールについてご紹介していきます!
今回とりあげたい内容は、ケールの入手方法と値段について
- 旬な時期はいつ?
- なんでケールと呼ばれるの?
- どこからやってきた?
- 栄養については?
- ケールのお仲間は?
- 簡単レシピは?
という点です。
ケールの値段について
まずは、値段の相場とどんな入手方法があるのか見ていきましょう!
スーパーや直売所で買うと1袋あたり (約100g)=100~150円前後
近所のスーパーに措いてない場合は、デパ地下や直売農家さんの入っている八百屋さんなどが取り扱っていることが多い様子。
通信販売やお取り寄せで買うと1袋あたり (約100g)=200~300円前後(+送料)
冷凍商品で買うと1袋あたり (約50g)=500円前後
冷凍品は生食用ではなく、青汁やスムージー用、またはシュリンプの餌として需要があるようですよ!
家庭菜園用で種や苗として買うと
種=1袋=200~300円前後
苗=1株=150円前後
手軽に栽培できることからベランダなどで栽培し収穫する女子も増えているという噂。
青汁として購入する場合
1箱(約1か月分)=1000~2000円前後
最終手段はコレ!食べるのではなく、飲んで摂取したい人には手軽ですよね!牛乳や豆乳と割って飲むのもオススメです!
旬な時期はいつ?
晩秋~冬にかけてがおいしい時期!
気温が下がりはじめ、霜が降りるようになると、ぐっと甘みが増すのだそうです。
具体的には11月~2月頃が旬と言えそうです。
葉っぱが厚くなるため煮崩れしにくいので温かい煮込み料理などに最適な時期ですね!
なんでケールと呼ばれるの?
ケールはアブラナ科アブラナ属にあてはまる野菜でキャベツやブロッコリーなどと同じ仲間になります。
見た目は全く違い、結球しないキャベツと表現し、葉は全長1~2メートルの高さまで伸びるのも特徴です。
- その昔、ギリシャのローマ時代にケルト人が栽培していたことからケールと呼ばれるようになったそうです。
- 和名では「ハゴロモカンラン/羽衣甘藍」と呼ばれています。
どこからやってきた?
ケールは4500年以上も前に誕生していたとされる歴史の長い野菜だったのです。
キャベツの原種だとも言われているケールですがギリシャでは2000年も前から栽培されていたとされています。
あの有名な数学者ピタゴラスもケールを食べ、元気になる野菜として記していたそうです。
日本には江戸時代頃に伝わり、戦後には栄養不足を解消するための栄養価の高い野菜として青汁が誕生したきっかけになったのです。
栄養満点で野菜の女王様という異名も
海外ではその栄養の高さから絶大な支持を得て「queen of greens=野菜の女王」と呼ばれているケールにはどれほどの栄養があるのか分かりやすく比較してみました!
主な栄養素
- ビタミンC/ビタミンA/ビタミンK
- カルシウム/マグネシウム
- βカロテン/カリウム
- 葉酸/鉄分/リン など
カルシウムは牛乳の2倍
ビタミンCはみかんの2.5倍
カロテンはトマトの5倍
葉酸はキャベツの1.5倍
と、見てわかるようにズバ抜けた倍率の栄養がぎっしり詰まっているのです!
栄養を摂ろうと、沢山の種類を食べるのは大変ですよね。そんな中、ケール1つで手軽に栄養が補えるのが魅力ですね!
ケールのお仲間紹介
栄養満点なケールなので、ぜひ見かけたら食べてもらいたい品種を紹介していきます!
①カーリーケール(カリーノケール)
一般的なケールはちぢれていませんが、こちらは、葉がちぢれていて、サニーレタスに近いイメージです。
日本にあるトキタ種苗が販売する品種で、株ごと収穫するのではなく、大きく成長した葉を掻き取る方法で収穫しています。
葉っぱも柔らかく、ギザギザのフリルが、サラダなどのドレッシングなどによくからむように品種改良されたクセのない食べやすいケールの一種です。
②ベビーケール
その名も可愛らしい若い新芽のケールを収穫して食べるのが特徴です!
まだ赤ちゃんの過程なので、葉はふわっと柔らかく、苦みもほとんどないので、天ぷらや炒め物にしてもOK!
ケールを初めて食べる人や子供にもオススメです!
見た目はヨモギの葉っぱのような形をしていて、小さくて食べやすいですよ!
簡単レシピ
パパっと短時間で一品作れちゃうような簡単なレシピを紹介したいと思います。
①ケールとベーコンの炒り卵炒め
ケールの甘みが引き立つ一品です。ベーコンの代わりにウインナーやコーンなどを入れるとお子さんも好きかもしれませんね!
材料
ケール 1袋
ベーコン 2~3枚
卵 1個
醤油 小さじ1
塩コショウ 適量
<作り方>
- ケールは洗って食べやすい大きさに切ります。
- ベーコンは1センチ位の短冊切りにします。
- フライパンに卵を溶きほぐし入れ炒り卵を作っておきます。
- 別のフライパンにベーコンを入れ軽く炒め、そこへケールを入れしんなりするまで炒めます。
- 醤油と塩コショウで味付けして、最後に炒り卵を入れ混ぜ合わせたら完成です!
②ケールチップス
ポテトチップスならぬ、ケールチップスですが味は苦くない!パリパリとした食感と塩味がやみつきになるおやつにぴったりです!
<材料>
- ケール 1袋
- オリーブオイル 小さじ1
- 塩 適量
<作り方>
- ケールを適当な大きさに切り、ボウルに入れる
- そこへオリーブオイルと塩を入れ混ぜる
- オーブンのお皿にクッキングシートを敷き、その上に重ならないようにケールを並べる
- 160℃のオーブンで10分前後焼き、パリパリになったら完成です!
※焦げてしまったら台無しなので、時々様子をみてくださいね!
ケールとは…
歴史の長い長い野菜であること。その昔から栄養補充にはかかせない栄養満点すぎる野菜であることがわかりました。
私が買う緑黄色野菜はレタスやキャベツが定番でしたが、健康を目指すには、ケールのように手軽に食べられる野菜も必要ですね!
サラダにして、時にはおやつにして食べてみたいと思います。