「ブランデーイエローワイン」という名前を聞いて何を想像しますか?
酒をイメージした人は少なくないと思います。
ブランデー?
またはワインの種類かな?
と思いました。
実はこれトマトの名前なんです!
この名前だけで想像するのは難しい「ブランデーイエローワイン」とは一体どんな特徴をもつトマトなのか?
お値段はどれくらいなのか?
どんなけんこうへのこうか栄養素があるのか?
気になるブランデーイエローワインについて、ご紹介します。
どんなトマトなの?
ブランデーイエローワインの形はゴツゴツしていて、特大の分類に入る大きさです。
1個あたり400gが平均の重さであり、大きいものは実に約1kgになる場合もあります。
世界では、8000種類以上も品種があると言われている大人気の野菜トマトですが、全米トマト園芸栽培界で一世を風靡(ふうび)した人気品種「ブランデーワイン」の仲間です。
ちなみに「ブランデーワイントマト」は、赤ワインのようなピンクみの入った赤色です。
1860年代に育種家ピーターヘンダーソンが「ゴールデン・ミカド」という品種を発表し、それが今の「ブランデーイエローワイン」の元祖になったのではないかと言われています。
ブランデーイエローワインの特徴は、ブランデーワイントマトと一緒で、その大きさ以外にも種の入った子室が沢山あり、かなり細かく別れており、ゼリー質が少ない品種です。
いったい価格はいくら?
そもそも、ブランデーイエローワインは、まだ多くは市場に出回っていないので、店頭で見つけられることができたら珍しいくらいなんです。 ネットで探して取り寄せるとかする必要があるかもしれません。
価格は販売場所により幅があると思いますが、相場は1kg1000円くらいとなっています。
旬の時期は?
トマトと言えば、旬のイメージは夏!ですが、実はトマトは高温多湿の気候には不向きなので、日本の真夏は味としてはオススメの時期ではありません。
乾燥した気候で育てられた方が甘さが出るので、春から初夏そして秋に収穫されたものが美味しい時期となります。
それ以外の時期も他のトマトと同様に通年市場に出回っています。
名前の由来は?
英語だと、BRANDY YELLOW WINEという表記です。
他にも
- 「ブランデーワインイエロー」
- 「ブランディイエロー」
など微妙に違う名前で記載されている場合があります。
なぜ「ブランデー」や「ワイン」という2つのお酒の名前が入っているのでしょうか?
このトマトはとても香りが高く、芳醇な香りがするから、だと言われています。
「イエロー」と名前に入っている通り、見た目はオレンジ色に近い黄色い色をしています。
どんな味がしますか?
近年、日本では甘味の強いトマトが人気となっています。
そうした品種改造されたトマトよりもっとトマト本来の程よい酸味と甘味が感じられ、口当たりの良さが特徴です。
そうした自然らしいトマトの味に加えて、香りの高さが人気の秘訣となっています。
どんな栄養素が含まれていますか?
- 黄色のトマトの皮の部分には「カロテン」が含まれています。カロテンは、オレンジ色の人参など色鮮やかな緑黄色野菜に多く含まれていす。
- もう1つ魅力的な栄養素「リコピン」含まれています。
オススメの食べ方は?
そのまま生で食べると、ブランデーイエローワイン本来の美味しさをより味わうことができますので
スライスしてサンドイッチに挟んで食べるのはどうでしょうか
イタリアン料理の基本カプレーゼはいかがですか?
赤いトマトも同じようにスライスして、モッツァレラチーズのスライスと交互に挟み、バジルの葉を上にのせ、オリーブオイル、岩塩、ちょっとスパイシーな味が好みの方は更に胡椒などを振りかけると、簡単にとても美味しいカプレーゼが作ることができます。
ブランデーイエローワインの特長でもある鮮やかな黄オレンジ色を生かして、相性の良い緑野菜、赤野菜、白い物と合わせて盛り付けに使うと食卓が華やかになるでしょう。
ブランデーイエローワインに挑戦してみましょう!
いかがでしたか?ブランデーイエローワインの魅力を知って、一度食べてみたい!と思った方は是非お店で手に入れてみて下さい。
近くのスーパーにない場合は市場、八百屋、農協など種類が豊富に揃っている所もチェックすると見つかりやすいかもしれません。
また、種も通販で販売していますので、野菜栽培がお好きな方は挑戦してみて下さいね!
赤いトマトのブランデーワインなどと食べ比べなどをしても面白いと思います。