スーパーでよく見る赤カブをご存知でしょうか?
見たことはあるけどあまり食べない!という人も多いのではないでしょうか?
今回は赤カブの魅力とおいしいレシピをご紹介します!
赤カブって?
赤カブとは小さめのカブで、色は鮮やかな赤色をしていることから赤カブと呼ばれていますが、日本ではラディッシュやハツカダイコンとも呼ばれています。
日本には明治時代に伝わった野菜で、原産はヨーロッパです。
収穫までの時期が短い上に環境を選ばず栽培できる為、気軽に手に入れられるダイコンとしても有名です。
赤カブはビタミンCが豊富
赤カブはミネラルや葉酸も多いですが、中でもビタミンCをとくに多く含んでいます。
赤カブ100gあたりに取れるビタミンCは15mgほど。
1日に必要なビタミンCの20%も取れるんです。
さらに生で食べやすいため水に溶けやすいビタミン類を効率よく摂取できるのがいいですね。
さらに赤カブはその葉っぱもおいしく食べられるので、無駄にする部分がなくとても便利な野菜なんですよ。
旬の時期と値段
赤カブは通年出回っている野菜です。収穫までの期間も短いため比較的どんな地域でも手軽に食べることができます。
食べごろの旬の時期はカブの甘みが増す冬の時期。
だいたい11月頃から1月頃のカブが一番美味しいと言われています。
値段は住んでいる地域にもよりますが1キロ350円ほど。ひと束約100円ほどで売られています。
おいしい赤カブのレシピ
独特な風味と形をしているので、赤カブはただスライスしてサラダにして食べる方の方が多いかもしれません。
ですが赤カブはアイデア次第でいろいろな料理になるんです!
ここではさっそく赤かぶをつかったアイデア満載のレシピをチェックしていきましょう!
赤かぶの甘酢漬け
<材料>
赤かぶ 1個
天然塩 小さじ1弱
らっきょう酢 大さじ5~適量
- 縦半分に赤かぶを切ります。厚さ5ミリ程度で薄切りやくし切りにします。
- スライサーで薄くスライスしても使えます。
- ボウルに切った赤かぶを入れて、塩をまぶしやさしく揉みます。そのまま水分が出てくるまで20分から30分ほどそのまま置いておきます。
- 赤かぶから水分がでてきたら、さっと流水で洗い流します。このとき洗わないと塩味が強いままなので塩分を洗い流す程度に洗います。
- 水気を拭き取ったら、ビニール袋に赤株を入れ用意しておいたラッキョウ酢を注ぎます。袋の空気を抜いて口を縛ったら、そのまま冷蔵庫で2日以上漬け込みます。
- 薄切りの場合は約1日ほどでつけられますが、赤かぶの色が全体てきに鮮やかな赤色になってきたら食べ頃です。
ご飯がすすむ赤かぶの甘酢漬けは、彩どりも綺麗にしてくれるのでお弁当にもぴったりです。
かぶの皮をむいてしまうと赤く発色しないので皮はそのままにしておくのがおすすめですが、食べにくい場合もあるので赤く染めなくてもいい場合は皮を向いてから漬け込むとおいしく仕上がります。
らっきょう酢がない場合は漬物用の酢でも代用が効くので、おこのみで味を調節してみましょう。
赤かぶのポタージュ
<材料 (4人分)>
- 赤かぶ中 2個
- 玉ねぎ中 1個
- にんにく 1片
- お湯 ヒタヒタになるくらい
- クレイジーソルト 適量
- ローリエ 2~3枚
- オリーブオイル 大さじ2杯
- 黒胡椒、オレガノなど お好みで
- 豆乳や牛乳 お好みで
- 生クリームやバター お好みで
- まず玉ねぎとにんにくは薄切りにします。
- 赤かぶは綺麗に洗い皮ごと薄切りにします。
- フライパンにオリーブオイルを入れ熱し、にんにくを入れて香りづけをします。香りがたったらそこに玉ねぎを入れよく炒めます。
- 全体的に玉ねぎがしんなりとしてきたら、赤かぶを入れ続けて炒めます。少しかぶが透き通ってきたらクレイジーソルトであらかじめ味付けをしておきます。
- ひたひたになるくらいのお湯を、炒めた赤かぶと玉ねぎに入れ、鶏ガラスープの素を入れます。
- ローリエを散らして野菜が潰せるくらいまで煮込んでいきます。
- 1日おいて、次の日にもう一度日を通したらローリエを取り除く粗熱をとります。
- 深めのお鍋にうつし、お好みでハーブやスパイス、バターや牛乳などを加えてボタージュにするとできあがりです。
野菜のそのままの食感と味を楽しみたいときは、牛乳や生クリームは入れずに野菜とハーブやスパイスだけでいただくとおいしいですよ。
1日おくことでよりまろやかになり、野菜がスープに溶け込んでくれるので、食べたい1日まえに仕込みだけしておくとよりおいしく赤かぶスープができます。
赤かぶをどんどん食べよう!
いかがでしたか?
今回は知っているようで知らない赤かぶについてご紹介しました。
今回紹介したレシピ以外にもいろいろなアイデア料理が見つかるので、これを機にサラダだけでなく、いろいろな調理方法をトライしてみてくださいね!
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