日本人には馴染みのある野菜のひとつ、小松菜。皆さん食べていますか?
今回は栄養たっぷりでおいしい小松菜の魅力とおいしいレシピをご紹介します。
小松菜の値段は?
小松菜は比較的住んでいる地域に関係なく手に入る食材です。
スーパーの特売では一袋約80円から90円ほどで売られています。
セールでないときは約90円から100円ほどで売られています。
小松菜の旬の時期
小松菜はハクサイと同じく冬が旬の野菜です。
他の葉野菜と比べると寒さに特に強く、冬の寒さで葉っぱが凍っても根は枯れず生き残るほど耐久性があります。
名前の由来
小松菜は江戸時代から食されて来た日本に伝わる歴史ある野菜です。
江戸時代では小松菜は葛西菜と呼ばれていました。
その後品種改良され名前を小松菜と改名しています。
葛西とは江戸の糞尿を下肥として運び、それで育てた野菜を江戸に運ぶ葛西船のことをそう呼んでいたこともあり、葛西菜と聞くと糞尿臭を連想させてしまうことから、めでたい意味のある(小松)と呼び名を変えました。
小松菜はカルシウムがたっぷり!
小松菜は野菜の中では特にカルシウムが豊富な野菜です。
よく間違われがちな「ほうれん草」と比べるとその差は4倍です。
さらに肌の再生を促すビタミンA、ビタミンDとそしてビタミンCの3大ビタミンも豊富に含んでいる野菜なんです。
小松菜はアクがなく茹でたり調理をする必要がないので、生のまま食べられ栄養素を効率よく取り入れることができます。
小松菜のおいしいレシピ
小松菜は栄養たっぷりで健康にもいいことが分かったところで、ここではおいしい小松菜をつかったレシピを見ていきましょう。
小松菜と豆腐の煮込み
<材料 (2人分)>
- 小松菜 120g(1/2束)
- えび 40g
- 酒 小さじ1
- 片栗粉 小さじ1
- 絹ごし豆腐 100g(1/4丁)
- 白ねぎ 10g(4cm)
- しょうが 2g
- ごま油 小さじ2
■ソース
- 水 1カップ
- 鶏がらスープの素 小さじ1
- 塩コショウ 少々
- 酒 大さじ1
- 水溶き片栗粉 適宜
<作り方>
- まず小松菜は3~4cm幅に切っておきます。えびは背わたをとり、水けをしっかりととった後酒を全体にふり片栗粉をまぶしておきます。
- 絹ごし豆腐を3cmの角切りにし、白ネギ、生姜をみじん切りにします。
- 鍋にごま油を入れて切っておいた白ネギと生姜を加え、弱火で香りを出しながら炒めます
- そこに、材料のソース欄に記載している材料全てを加えて沸かし、豆腐とエビを入れて軽く混ぜながら火を通します
- 最後に小松菜を入れ、火が通ったら味を調えて水溶き片栗粉でとろみをつけます
小松菜はアクがでないためさっと火を通す程度で調理しましょう。
小松菜とエビの相性が抜群の中華風煮込みです。
ロール小松菜
<材料>
- 小松菜 1束
- ひき肉 200~350g
- 玉ねぎ 半分
- 卵 1個
- パン粉 適量
- ナツメグ 少々
- 塩コショウ 少々
- 牛乳 大さじ1~2
- コンソメキューブ 2個
- トマト缶 お好みで
- 玉ねぎは細かく刻み、油で炒めておきます。
- 炒めた玉ねぎとひき肉、卵、パン粉、牛乳、ナツメグ、塩コショウをこねます
- 小松菜で包めるサイズにまるめたら、用意しておいた小松菜でくるっと包んで爪楊枝で固定しておきます
- ロール小松菜をフライパンか鍋に並べて水をいれます ※水はロール小松菜が半分浸るくらいの高さまで入れましょう
- コンソメ、塩コショウを加えて煮込む
お好みでトマト缶やトマト、ウインナーなども加えて煮込むとさらに甘みがまします。
キャベツの代わりに小松菜を使うことで栄養度アップのレシピになりますね。
小松菜のペストスバゲッティ
<材料 (1人分)>
- ゆでた小松菜 50g
- ゆでたスパゲッティ150g
- にんにく 1/2かけ
- 赤唐辛子 1本
- 水 50cc
- オリーブオイル 大さじ1
- 塩、こしょう 適量
- ゆでた小松菜(飾り用/好みで)適量
- 赤唐辛子は種を除き輪切りに切って、にんにくはスライスしておきます
- 小松菜はある程度細かく刻みます。小松菜と水を入れミキサーにかけソースを作ります
- フライパンにオリーブ油、にんにく、赤唐辛子を入れ香りが出たらスパゲッティ、小松菜ソースを加え炒めます
- 火を止めて、塩こしょうで味を調えます。皿に盛り好みで余りの小松菜を添えて出来上がり。
普段はバジルなどでイタリアンに仕上げるソースをあえて小松菜で作ったレシピです。
生で小松菜を食べたいときにさっと作れてメインの料理になるので便利ですよね。
小松菜はスーパー野菜!
いかがでしたでしょうか?
ほうれん草と見間違われやすい小松菜ですが、実は栄養素たっぷりで食べやすい野菜でしたね。
小松菜で取れるカルシウムとビタミンは、不足しがちな栄養素です。
アクもなく生野菜として食べられる食材なので、調理しておいしく食べてもいいですが、サラダなどでできるだけ熱を通さずに食べるとビタミンが壊されず摂取できます。
皆さんもこの機会に小松菜を食べて骨や体を丈夫にしましょう!
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