ビタミンたっぷり野菜!大角豆(ササゲ)の魅力とおいしいレシピ

ササゲという野菜をご存知でしょうか?
大角豆はアフリカ原産の豆のことで、日本でもよく食べられている食材です。

見慣れているえんどう豆よりも細長いのが特徴の大角豆を、今回は詳しく見ていきましょう。

一緒においしい大角豆料理の作り方もご紹介します。

目次

大角豆(ササゲ)の値段は?

大角豆は加工された乾燥豆の場合 一袋50g400円から500ほどで売られています。

生の三尺ほどのささげだとおおよそ30gほどのものが300円から400ほどで売られています。

大角豆(ササゲ)の旬の時期は?

乾燥させた赤色の豆だけの状態のものは通年出回っていますが、生の緑色の状態をしたササゲは7月下旬から9月ごろが旬です。

夏の間は採れたてのササゲを調理して食べるのがいいですね。

大角豆(ササゲ)の名前の由来

ササゲはもともと南米では幸運を呼ぶ食材として親しまれてきました。

日本以外ではブラックアイピー(黒いアザがついた豆)と呼ばれています。

白い豆には色素を吸収する特徴があり色が付いた状態からそう名付けられています。

日本では莢が上を向いて何かを捧げているように見えることからササゲと呼ばれるようになりました。

大角豆(ササゲ)はビタミンEが豊富!

もともと豆類にはビタミンがたっぷり含まれていますが、ササゲにはビタミンEが特に多く含まれているんですよ。

ビタミンEは免疫力を高め、細胞の再生促す栄養素。

ビタミンEたっぷり入っているササゲを上手に食べて肌をツルツルにしちゃいましょう。

免疫力の向上にもつながるので、これからありがちな夏バテ対策にもなりますよ。

大角豆(ササゲ)のおいしいレシピ

ここまではササゲの魅力についてご紹介しました。

一見普通の豆と変わりないササゲ

普段使っているえんどう豆やグリーンピースなどと同じようにただ湯がいて食べるのもおすすめですが、どのようにして食べるとよりおいしく頂けるのでしょうか?

さっそくレシピをチェックしていきましょう。

大角豆(ササゲ)のバター煮

材料 23人分)

  • ささげ 200gくらい
  • 砂糖 大さじ4
  • 塩 少々
  • バター ひとかけ
  • 水 半分浸かるくらい
  • 仕上げの醤油 ひと回し
  1. まずは、ささげを三等分くらいに切り分けて、フライパンに入れます。
  2. 水、砂糖、塩を入れ、バターをポンと乗せて蓋をして中火にかけます。
  3. 沸騰したら5分程蒸し煮をし、ささげに火が通り青臭さがなくなったら蓋を外し、時々混ぜて水気を飛ばします。しっかりと蒸し煮をすることで豆臭さがなくなります。
  4. 仕上げに醤油をひと回しして、ざっと混ぜて火を止めたら出来上がりです。

ササゲのさっぱりした食感とバターのほどよいこってり感がとてもおいいしいレシピです。

ササゲをメインで食べたいときに便利なレシピですね。

しっかりと蒸し煮をすることで豆特有の匂いが消えるので豆が苦手な人でも、おいしく食べられます。

醤油バターの香ばしい風味とほんのり甘いレシピなので、ご飯のお供にぴったりでより食欲が湧いてきますよね。

大角豆(ササゲ)の胡麻和え

材料 (4人分)

●ささげ(ななめスライス)100g
●人参(細切り)50g
○めんつゆ(醤油適量でも可) 大さじ1.5
○はちみつ(砂糖適量でも可) 大さじ1.5
○白すりごま大さじ2
○白いりごま大さじ1

  1. まずささげは斜めにスライスしておきます。人参は細切りにして食べやすく切っておきます。
  2. 沸騰したお湯に塩少々を入れて、ささげを茹でます。このとき豆臭さがなくなるまで茹でておきましょう。
  3. ささげがちょっとかたい状態で切っておいた人参も入れて同じ鍋で茹でます。その間に〇の材料を全て混ぜ合わせておきます。
  4. ささげと人参が茹で上がったら少し冷まして作っておいた胡麻和えのソースを混ぜ味を整えます。

ササゲを使った簡単もう一品のおかずです。

はちみつでほんのり甘くしあげることで豆嫌いな子供でも食べられるような味付けになっていますよ。

ポイントはしっかりと茹でて豆臭さをなくしておくこと。

お弁当のおかずにも使えるので知っておくと便利なササゲレシピです。

大角豆(ササゲ)で免疫アップ

いかがでしたでしょうか?

今回は意外に知られていないササゲについてご紹介しました。

ササゲは乾燥させて売られているものを使えばあんこ用の豆としても使うことができます。

大豆と違い小ぶりなのですぐに作れて便利なんですよ。

おかず用としてだけでなくスイーツ用としても使えるのでササゲはとても万能な食材なんです。

これからやってくる夏にぴったりな野菜なのでぜひ食べてみてくださいね!

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